古い客船と新しい客船

2012.01.07

その昔、クルーズではなく交通機関としての片道輸送だったころ、船の旅だけは一等に乗ってぜいたくをしろ、一等と三等の差は料金の差よりも差がきついという言い伝えがあった。それはまったく事実で、一等は三等の三倍の運賃であったとしよう。一等は船のまん中五分の三位を占めて、三等はうしろ五分の一船室も下の方、食事はもちろんおしきせ和食。一等は西洋料理フルコース。サービスは三等の五倍も六倍も一等は受けることになる。

(参考情報)
新潟市のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/170000/NO_102334/

グランドセントラルホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad323236/

ルネッサンスリゾートオキナワ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad327873/

一等船客は金持ち、外交官、軍人、三等は移民と留学生、そんな時代があった。私が大西洋を横断した時も「クイーンエリザベス2世号」も一等とツーリストクラスに分かれてはいたが、別に境界があるわけでなく、公室のクイーンズルームとミュージックバー、ルームの三つが一等船客に限るという小さな立札がたっているほか、劇場は二階が一等、食堂も分けてあった程度で、まあそれほど待遇の差はないように見うけた。すでにクルーズ船として使う態勢に合わせて造られていたと思う。ところが帰りの「ユナイテッド・ステーツ号」ははっきりと区域が分けられていて、まったく他のクラスとの往き来ができないようになっていた。一九五二年製造だから構造的にも昔なみの差のついた設計にしてある。公室にしてもラウンジとスモーキングルーム、ライティングルーム程度で種類も少ないのは、キャビンクラスやツーリストクラスにもそれぞれ専用の公室をせまいなりにも造らなくてはならないからである。今日のクルーズ船がモノクラスにしたため豊富な公室が持てるようになった原因がこれでわかる。




powered by レシピブログ

最新エントリー

アーカイブ